ランチタイムセミナー Lunch Time Seminar

青山学院大学・国際交流共同研究センター主催「2010年度第2回 Dejeuner-Debat」

開催日
2010年5月18日 (火)12:30-13:45
講演テーマ
「カンボジアにおける文化をテコにした復興―NGOの視点を中心に―」
スピーカー
毛受敏浩(めんじゅ としひろ)氏(日本国際交流センター・チーフプログラムオフィサー)
講演要旨

クメール・ルージュによる国民の大量虐殺と未処理の地雷についてのイメージの強い国カンボジア。カンボジアの和平と復興に対して日本は大きな貢献をしてきたが、なかでも文化協力はさまざまな成果をカンボジアの社会に生み出している。

講演では日本のNGOによるカンボジア国内での文化協力を中心に議論を進めながら、経済復興がめざましいカンボジアの現状が伝えられた。とりわけ観光を媒介として文化の再生が経済の発展に寄与し、さまざまな波及効果をもたらしている過程について、NGOによる具体的な活動事例をあげながら説明が行われた。またカンボジア人のアイデンティティの確認と絆の再生に貢献する民話復興やスポーツの役割についても事例の紹介が行われた。

さらに日本の青年が発展途上のカンボジアでNGOとして起業家として活躍しており、カンボジアと日本との交流の橋渡し役をしていることにも言及した。発表のあとフロアと観光開発による文化破壊の可能性や弊害の有無、またJICAによるNGO支援制度について質疑が行われた。

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