
青山学院大学・国際交流共同研究センター主催「2010年度第4回 Dejeuner-Debat」
- 開催日:
- 2010年6月15日 (火)12:30-13:45
- 講演テーマ:
- 「ハイチ大地震の状況と復興支援」
- スピーカー:
- 小澤幸子氏(ハイチ友の会代表/山梨市立牧丘病院内科医)
- 講演要旨:
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ハイチ大地震の状況とその後の復興支援について、大地震前からハイチ友の会としてその支援に携わられ、地震直後には日本赤十字社の緊急医療支援チームのメンバーとしてハイチで活動されたご経験を踏まえ、ご講演をいただいた。
講演では、会の設立直後から行われてきた雇用機会の創出、教育環境の整備、ハイチ文化の紹介に関するプロジェクトの概要を現地の写真を交え、ご紹介いただいた。また2010年1月の大地震後の写真も用いながら、現地の被害の状況や被害を大きくした建築の問題や医療支援の現場の状況などご説明いただいた。また時間の経過とともに怪我や骨折などの地震関連の症状から、不衛生な環境に起因する皮膚疾患や消化器症状に変化してきていること、心のケアとそれにどう関与していくための課題などが指摘された。 ハイチ友の会では復興に向け、農民への緊急テント支援、農産物生産力強化事業などの支援を行っている。また地震の前からクレオール語の紙芝居や絵本を用いて保健・衛生に関する知識を広める活動を行ってきており、今後は物語の中で呼びかけられている手洗いの大切さや、感染性下痢症の治療などの知識を広め、大人を巻き込んだコミュニティーでの意識改革や生活改善につなげることの重要性もまた指摘された。
参加者からは、ハイチ大地震が都市直下型の地震であり、その支援が都市部に集中しているために、ハイチ国内の格差をより広げることにつながっているのではないかという質問や、ハイチ人画家との絵本の共同作成の可能性について質問が出され、意見交換が行われた。
















